"古本掘出し屋"のつぶやき

本好き高じて古本屋商売に・・・多くの本を見ることが出来ても整理に追われ、読める時間の短いのが不満

返品されてきた商品に思うこと・・・

先般、DVD付きの単行本の返品があった。

返品理由は、DVDの再生が出来ない・・・と言う理由。

手元にもどってきたDVDを手持ちのプレイヤーで再生してみたら問題なく動作

ふ~ん

多くの人は、こんな場合、平気で「再生できないので返品します」って言うかな?

例えば、ネット上で販売しているデジタルコンテンツなんぞ、ほぼ例外なく「返品不可」だよねぇ!

ま、今回はいろんなお客さんもいるってことで・・・オシマイ

扱っている商品が「ユーズド」である以上、外見は何の問題がなくても、ユーザーにとっては見逃しがたいこともあるでしょうね。

  • 帯は無いのに、状態表記で「有り」・・・これは論外の落ち度
  • 書き込み「無し」なのに・・・見落としてしまうこと
  • 「耳折り跡」や折れ跡の有無・・・案内が不十分だったり説明のまずさ等
  • 旧版と新版の違いを正しく案内していない・・・これも論外
  • 著者サインの有無の明記・・・著者ファンならお喜びだろうけど、そうでない人にとっては余計な「落書き」かも(苦笑)。ま、これはケースバイケース
  • 付属品(別冊--例えば解答編、付属CDの有無など)のチェック漏れ。付属品の有無をそもそも未確認で売ってしまって後から指摘される 等々

列挙し始めるとキリがないようなもんだけど。ま、経験により「注意不足」になりがちな点をカバーしていくしかないと。

 

「村上さんのところ」が始まった...

映画俳優さんだとか歌手のかたとか・・・どのような立場の人でもよいのだが、視聴者や読者を「大切にしたい人」や「大切にしている人」が好きです。

作家の村上春樹さんが「読者からの質問に答える」と言う形で読者とのコミュニケーション図っていることを知ったのは、『少年カフカ』を手にした時です。


Amazon.co.jp: 少年カフカ: 村上 春樹: 本

氏の独特のユーモアにあふれた回答を見ていて、とてもいいなぁ・・・と思いました。そして、なんとこの「はてな」で実現!などとは・・・


村上さんのところ/村上春樹 期間限定公式サイト

 

1/15の開始以来、読者 ↔ 村上春樹が掲載され始めています。

一日一回以上、どんなやり取りが?と・・・見てしまいます。
皆様もどうぞ、アクセスしてみてください。

因みに、私は一つ質問をしました。もし、村上さんから返事があったらこちらでも紹介しますので・・・

 

 

通販最大手Amazonを倉庫代わりにする発想

アマゾンや楽天そしてヤフーの三社は抜群の集客力を持っており、知名度も高い。私はマンション住まいで、朝9時くらいのヤマト便の配達がある。その折にはアマゾンのロゴを記した荷物が多く見受けられる。毎日、すごい量が配達されてます。

さて、タイトルの中身を説明することにしましょう。実際にあった話です。

ヤフーショッピングでさるテナントから商品を購入する。すると、この商品の発送に関する案内として、「この商品はアマゾンからの発送となる」旨が示されている・・・と。この情報を見れば、例えば、この店舗はヤフーとアマゾンの双方に出品している・・と考えるのが普通ですね。

ところが真相は、と言うと・・・
自社の商品に(この場合は、即ちヤフーショッピングのお店)注文が入ると、全く同じ商品を出品しているアマゾンの出品者にオーダーを入れて配達してもらうと・・・、言うことです。

このヤフーショッピングに出店している会社は、在庫をもたずして売り上げを獲得したことになります・・・

尤も、販売価格の差異がとてつもなく開いている可能性は少ないだろうから、大きな売り上げ獲得も難しいと想像しますが、よく考えついたもんだと。

ずっと以前、これも実際にあったことですが。
アマゾンで限定商品として発売するフィギュアを大量に予約して在庫切れにしてしまい値段を吊り上げる。そしておもむろにマケプレで高値で販売・・・と言うことが流行った。出品者は、予約のみしておいて売れた分だけ購入する・・・と言う方法。今はこのようなことは出来ないようになっていると思うけど、皆様よくお考えだなぁと感心します。ま、変なことしたらアマゾンのアカウント停止をくらって、二度と出品できなくなるそうです。

 

これもアマゾンの某店舗であった実際の話・・・
年末のセール用にと安値で仕入れた商品(上代の3掛け程度で販売)を、ごっそりと同じアマゾンに出店しているライバル店に仕入れられ上代の7掛け程度で全て売られてしまっていた、と。
「生き馬の目をぬく」とでも形容すれば良いのでしょうか・・・


すごいなぁ・・・ネットの世界はと感心してしまうのですが、一消費者として利用する立場になれば「情報リテラシー」が試されるようなものかと・・・。情報は比較が大事です。はい・・・