"古本掘出し屋"のつぶやき

本好き高じて古本屋商売に・・・多くの本を見ることが出来ても整理に追われ、読める時間の短いのが不満

通販最大手Amazonを倉庫代わりにする発想

アマゾンや楽天そしてヤフーの三社は抜群の集客力を持っており、知名度も高い。私はマンション住まいで、朝9時くらいのヤマト便の配達がある。その折にはアマゾンのロゴを記した荷物が多く見受けられる。毎日、すごい量が配達されてます。

さて、タイトルの中身を説明することにしましょう。実際にあった話です。

ヤフーショッピングでさるテナントから商品を購入する。すると、この商品の発送に関する案内として、「この商品はアマゾンからの発送となる」旨が示されている・・・と。この情報を見れば、例えば、この店舗はヤフーとアマゾンの双方に出品している・・と考えるのが普通ですね。

ところが真相は、と言うと・・・
自社の商品に(この場合は、即ちヤフーショッピングのお店)注文が入ると、全く同じ商品を出品しているアマゾンの出品者にオーダーを入れて配達してもらうと・・・、言うことです。

このヤフーショッピングに出店している会社は、在庫をもたずして売り上げを獲得したことになります・・・

尤も、販売価格の差異がとてつもなく開いている可能性は少ないだろうから、大きな売り上げ獲得も難しいと想像しますが、よく考えついたもんだと。

ずっと以前、これも実際にあったことですが。
アマゾンで限定商品として発売するフィギュアを大量に予約して在庫切れにしてしまい値段を吊り上げる。そしておもむろにマケプレで高値で販売・・・と言うことが流行った。出品者は、予約のみしておいて売れた分だけ購入する・・・と言う方法。今はこのようなことは出来ないようになっていると思うけど、皆様よくお考えだなぁと感心します。ま、変なことしたらアマゾンのアカウント停止をくらって、二度と出品できなくなるそうです。

 

これもアマゾンの某店舗であった実際の話・・・
年末のセール用にと安値で仕入れた商品(上代の3掛け程度で販売)を、ごっそりと同じアマゾンに出店しているライバル店に仕入れられ上代の7掛け程度で全て売られてしまっていた、と。
「生き馬の目をぬく」とでも形容すれば良いのでしょうか・・・


すごいなぁ・・・ネットの世界はと感心してしまうのですが、一消費者として利用する立場になれば「情報リテラシー」が試されるようなものかと・・・。情報は比較が大事です。はい・・・